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身体が温まると得られる効果

免疫力強化


熱刺激は生体防御因子のヒートショックプロテイン(HSP)を産生します

 

HSPは、細胞の中に生じた変性蛋白を検出し、修復や分解の促進を行うことで細胞を救います

 

また、細胞死の根幹にある現象を抑制して、細胞を強化しているのです

 

HSPは刺激的な高熱でなくても、氣持ちよく温めることでも産生されることが証明されています

 

また身体を温めることでガン細胞を直接攻撃するナチュラルキラー細胞(NK細胞)も増加します

 

その結果免疫力が高まり、ガン細胞を自分自身の力だけで排除する働きが高まるわけです

 

なお、HSPはお灸をすることでも増えることがわかっております。HSPを高めておくだけで、あなたの健康度は上がるのです

一酸化窒素(NO)増加


身体が温まっている状態というのは微熱を発生している状態といえます

 

身体が温まり微熱がある状態では、血管内皮から一酸化窒素(NO)という抗動脈硬化作用を持つ物質が産生されることがわかっています

 

血管も筋肉です。年齢を重ねるにしたがって衰え、硬くなっていきます

 

それを防いでくれる一つがNOの存在なのです

 

健康の一つのバロメーターは、血管を柔らかく保ち続けること

 

身体を温めることで、血管を柔軟にしておきましょう

老廃物除去


身体内には様々な不必要な物質が存在します

 

現代生活をする限り、これを完全に防ぐことはできません

 

いかに出すか

 

その一つが汗をかくことなのです。汗と一緒に老廃物を外に出す

 

スペースを確保しないと、いくら身体に良い物を入れても、効果を発揮することはできません

 

定期的にデトックスをする必要があります。その一つの手段が汗をかくことなのです

 

なお、汗をかいたら、適宜水分補給をしてください

 

また、温めたあとも保温などをして、微熱を持続させることが大切ですので、衣服は小まめに交換してください


よもぎなどのアレルギーがある場合は、主治医様にご相談の上、ご利用ください

※よもぎを使用していないパックもご用意しております

よもぎ蒸しについて

当院でご案内しているよもぎ蒸しは

 

自然栽培

農薬不使用

海外オーガニック認定

のよもぎパックを使用しております

 

また、それぞれのパックは、漢方専門の薬剤師さんにブレンドをお願いしております

 

椅子などにも注意を払い、安全安心によもぎ蒸しを楽しんでいただけます

 

畳半畳ほどのスペースがあれば、いつでもよもぎ蒸しを行っていただくことが可能です


よもぎ蒸しとは

よもぎ蒸しの起源は中国や韓国といわれております。よもぎ蒸しは効果・効能を謳うものではなく、身体全体を温めるスチームサウナになります

 

低温で温めていくことで、HSPというタンパク質が増え、免疫力が活性化します

 

また、身体の中に溜まった老廃物を汗として外に出すことで、身体をより綺麗な状態にしていきます

 

湯船に浸かる、サウナに入ることがお好きな方は、とても氣に入ってくださるのではないでしょうか

 

どれくらいのペースで行えばいいの?と聞かれることがございますが、お好きなペースでかまわないとお伝えしています。お風呂も毎日入る方もいらっしゃれば、一日おきに入られる方もいらっしゃいますよね。あくまで身体を温める物ですので、あなたのペースに合わせてお使いください

 

当院へお越しのお客様はだいたい月に2〜4回くらいのペースで行う方が多いです。ご自宅でしたら毎日でもいいと思いますよ

 

冷えの状態が強い場合、最初は汗をかかないかもしれません。ですが、継続していくことで今までかけなかった汗が、滝のように流れることになるでしょう

 

汗をかくことはとても大切なことですが、その分きちんと水分を補給されてくださいね

 

実施後の体重減少は、身体から水分が抜けた証拠です。必要以上の水分が抜けると、身体内の代謝活動に影響を及ぼしますので、痩せたと喜ばず、しっかり水分を摂ってください

 

なお、当日は可能であれば湯船に浸かることは避けてください。全体のエネルギー量が上がっておりますので、いつものように湯船に浸かると湯当たりを起こす可能性がございます。また、身体に付着しているよもぎをはじめとした成分を洗い流してしまうことになりますので、かるくシャワーを浴びるか、タオルで汗を拭う程度で十分でございます

 

 

※ご利用にあたっての制限・注意

以下の場合は、ご利用をお控えいただくか、病院でご相談ください

・生理中の場合 ・妊産婦、産前産後、妊娠の可能性がある方 ・重度の生活習慣病の方 ・癌を患っている方 ・疲労が激しい方 ・飲酒をされている方

 

 

よもぎ蒸しのやり方

① よもぎ蒸し椅子を準備する

 

ご自宅で行う場合は、床が濡れないよう、バスタオルなどを下に敷いて行ってください

 

土瓶にお水かお湯を入れ、電気コンロの上にのせ、スイッチを入れ沸かします


② よもぎパックを選ぶ

 

それぞれのパックの匂いを嗅いで、その日の氣分にあったパックを選んでください

 

土瓶の中にパックを入れて煮出します

 

お湯が沸くまでの間に着替えを済ませます。女性の場合、子宮を温めることを目的とする場合は、全裸の状態でよもぎ蒸しのガウンを着てください

 

全身を温めることを目的とする場合は、下の下着は履いたままでもかまいません


③ 座る場所のタオルをセットする

 

付属のクッションには穴が開いております

 

子宮を温めることを目的とする場合は、この穴を塞がないよう、タオルを巻いてください

 

全身を温めることを目的とする場合は、穴を塞ぐ形でタオルを巻いてもかまいません

※タオルの巻き方は一例です


④ 座って身体を温めていきます

 

椅子を覆うようにガウンを被せ、椅子に着席します

 

熱さをガマンするものではありませんので、適宜コンロの温度を調節してください

 

コンロの温度を調節しても熱い場合は、身体を前にズラし、椅子の前方に座ることで、背中から仙骨(センコツ)を温めることが可能です

 

また、足が冷たい場合は、体育座りをしたり、胡座をかくことで足を温めることが可能です

 

時間に決まりはございませんが、40〜60分程度をオススメしております

 

よもぎ蒸し中は、適宜水分を補給してください。喉が渇いていなくても10分おきに一口程度はお摂りください


⑤ 終わったら

 

まずはコンロのスイッチを切ります

 

その後、椅子から立ち上がり、お着替えください

 

ガウンはその日のうちに水洗いをして干してください。合成洗剤などを使用すると、ガウンの防水加工が落ちてしまいます

 

椅子やクッションは濡れたままにしてしまいますとカビの原因になりますので、乾拭きして乾かしてください。なお、衛生面が氣になる場合は、市販の除菌剤などを軽く吹きかけた上で乾拭きしてください


よもぎ蒸しQ&A

よもぎ蒸しはあくまで身体を温めるもので、効果効能を謳うものではございません。ここでは、よりぽっかぽかになる為のヒントなどをお伝えしていきます

 

 

① よもぎ蒸しはいつやるのがいいのですか?

 

お好きな時間に行っていただいてけっこうなのですが、もしお時間の都合がつくようでしたら、午前中に行ってみてはいかがでしょう

 

というのも、午前中は「排泄」の時間と昔からいわれております。身体内に溜まってしまった不要な物質を汗と共に出すには午前中が最適です。まず「出す」ことが大切です。出した上で「入れる」。このパターンをオススメしております。よもぎ蒸し中はしっかり汗をかきながら、水分補給をされてください

 

 

 

② 出かける前にやっても大丈夫ですか?

 

よもぎ蒸しでかく汗は、運動後かく汗とは異なり、よもぎ蒸し後はそんなに汗をかき続けることはございません。ですので、お出かけ前でも安心して行ってください

 

 

 

③ 足先が冷えるのですが…………

 

「温かい(暖かい)氣」は上に昇る性質がございます。よもぎ蒸しも例外ではございません

 

普通の座り方をされると、どうしても足元が上半身に比べ、冷えた感覚に陥ります。そのような場合は、椅子の上で体育座りや胡座をかいてみてください。足元が通常より温まります

 

 

 

④ サウナや岩盤浴と何が違うのですか?

 

よもぎ蒸し、サウナ、岩盤浴。これらは全て身体を温める作用を持っています

 

では、よもぎ蒸しは他の温める手段と何が異なるのでしょう

 

一番の違いは、「香りの効果」を得られることではないでしょうか

 

よもぎパックにはよもぎをはじめ、様々な漢方で使用される薬草が含まれています。それらをお湯で煮出し、身体を温めるわけですが、この時、香りも嗅ぐことになります

 

エッセンシャルオイル(アロマオイル)をご存知でしょうか。あのオイルはお花や葉っぱなどの成分から抽出されたオイルの匂いを嗅ぐことで色々な作用を期待するものですが、よもぎ蒸しもそれと一緒です

 

温めながら香りを嗅ぐことで、相乗効果を得られるのがよもぎ蒸しの特徴になります

 

 

 

⑤ よもぎ蒸しって女性が行うものですよね?

 

元々は女性の子宮を温める為に生まれたといわれておりますが、男性がやってはいけないということではございません

 

男性は元々冷え症の自覚がない方が多いのですが、実は冷え症の割合は多いと感じております

 

継続的に行うことで、色々身体に変化を感じると思いますので、ご帰宅後や休日に楽しまれてはいかがでしょうか

 

 

 

⑥ お風呂に長く入っていることができないのですが、よもぎ蒸しはできますか?

 

お風呂やサウナに長く入っていられないという方でもよもぎ蒸しだと平氣だという方が少なくありません

 

長湯などをされると、ちょっと疲れたりしますが、よもぎ蒸しではそのような現象はあまりみかけません

 

皆さん、「お風呂みたいには疲れないんですね」とおっしゃいます

 

「冷え」は氣になるけれど、湯船に長く浸かっていられないという場合にはよもぎ蒸しをお試しください

 

 

 

⑦ よもぎ蒸しで痩せますか?

 

よもぎ蒸し直後に体重を計測すると、多くの方は減少しますが、これは水分が喪失した結果です

 

この減少が大きい場合は、脱水の危険性がございますので、必ず実施中は小まめに水分補給を行ってください

 

では、痩せないのかというと、そうではありません

 

もちろん個人差はございますが、汗をかき、血流が改善し、また体温が上がることにより、あなたの基礎代謝量はアップします

 

その結果、体重が減少したり、運動を行わずとも体重をキープすることは期待できます

 

 

 

※随時追加中です

※結果には個人差があります